自己評価とズレ
自己評価と実測のズレ(gap)が意味すること
「自分の強みが分からない」「自己評価と周りの評価がずれている気がする」——そう感じたとき、HIDDEN VALUEが見ているのは、あなたの内面8軸について自己申告した値と、実データから測った値(実測)の差です。この差をgap(ズレ)と呼びます。
gapは「褒める材料」ではない
gapが大きい軸を見つけると、つい「実測が高い軸=隠れた才能」のように読みたくなります。しかし設計上、gapが表しているのはそれだけではありません。gapは、あなたの自己認識が実際の行動と噛み合っていない場所——いわば盲点の地図です。盲点は良い方向にも悪い方向にもずれます。どちらの方向にずれているかによって、意味は逆になります。
申告と実測、どちらが高いかで意味が逆になる
申告 > 実測(自己申告のほうが高い)その軸を、本人は「自分にはある」と思っているが、行動データ上はそこまで出ていない状態です。この軸に強く依存した計画や自己評価は、前提が違っている可能性があります。断定はできませんが、同意する前に一度疑ってみる価値があります。
申告 < 実測(実測のほうが高い)行動データ上はその軸の力が出ているのに、本人はそれを自分の特徴として自覚していない状態です。無自覚に使えている資源である可能性があり、意識的に使う選択肢に入れていないだけかもしれません。
実測は、利用者が任意で接続した実データ(GitHub・GitLabの活動、ChatWorkやBacklogで実際に任されているタスク、Xの投稿)から出します。実データを接続しない場合、実測値は出ないためgapも出ません。自己申告16問(8軸×2問)だけでも、8軸のスコアと型は分かります。
仕組みのイメージ
たとえば「決め方(じっくり熟考 ↔ 直感で素早く)」という軸で考えてみます。自己申告では「自分はじっくり考えるタイプだ」と答えたのに、実データ上は素早い判断のパターンが多く出ている——これが申告>実測の逆、つまり申告<実測のケースです。この場合、本人が「即断は苦手」と思い込んで避けている場面が、実は行動としてはできている可能性があります。逆に、申告では「直感で決める」と答えたのに実データでは熟考のパターンが多いなら、申告>実測で、スピード重視の役割を安易に引き受けると前提が崩れるかもしれません。どちらの向きでも、gapは「当たっている・外れている」の断定ではなく、確かめる価値がある場所を指すだけです。
このページで分かること
- gapという指標が何を測っているか(自己申告と実測、2つの値の差)
- gapの向き(申告>実測 / 申告<実測)で読み方が逆になる理由
- gapを出すには実データの接続が任意で必要なこと
このページで分からないこと
- あなたの実際のgapがどの軸で・どちらの向きに出るか(診断を受けないと分かりません)
- gapが生じている具体的な原因(本人が場面によって使い分けている可能性も、実データが活動全体を代表していない可能性もあります)
- gapに基づく職種・進路の推薦(そうした照合は行っていません)